グローバルネットワーク
(薬剤供給、点検・整備)
JFEエンジニアリングは、株式会社マシン商会、ISSマシナリーサービス リミテッド(インチケープシッピングサービスグループ)、株式会社IMC(ジャパンマリンユナイテッドグループ)および株式会社常石商事とともに、JFE BallastAce®の搭載後のグローバルなサポート体制を築いています。各社の充実したネットワーク力を活かし、各拠点において薬剤の供給、部品の供給および点検・整備などのテクニカルサービスの面でお客様をサポートいたします。
JFE BallastAce®を搭載した船舶の世界中の航行を確実に迅速にサポートできるよう、引き続きサービス拠点を拡充してまいります。
薬剤/部品のご注文はTechnical Service サイトへお進みください。
- 薬剤供給拠点:100ヵ所以上(整備予定含む)
- 点検・整備拠点:・Japanese ports, ・Shanghai, ・Manila
レトロフィット
JFEエンジニアリングは、2010年に日本メーカーとして初めてレトロフィットプロジェクトを成功させ、以来、着実に国内外(中国・日本・シンガポール・トルコ・ポルトガルなど)での実績を積み上げています。経験した船種はバルカー、タンカーや自動車運搬船などサイズも多様です。
私たちは、お客様のレトロフィットのご検討に迅速にお応えできるよう、世界各地域の舶用エンジニアリング会社と提携し、協力関係を構築しており、3Dスキャニングや装置の配置検討の段階からお客様をサポートするパートナーをご紹介することも可能です。ヤードやエンジニアリング会社、お客様の技術ご担当者との緊密な連携を図ることはもちろんのこと、これまで培った経験によって、プロジェクトをスムーズに成功に導くお手伝いができます。
JFE BallastAce®は、フィルター・薬剤タンクなどの各機器を個別に、船のスペースに合わせて配置することが可能です。つまり、まとまったスペースを必要としないため、船内の既存空間を活用した合理的な配置設計が可能であり、機器のサイズが大きくなる大型船舶ほどそのメリットが大きいと言えます。世の中のほとんどの船舶は、バラスト水処理装置という新たな装置を搭載することを想定した設計になっていません。JFE BallastAce®は、船舶の多くが直面する課題「制約のある空間における装置のレトロフィット」において高い優位性があります。
プロジェクト工程例
標準的なプロジェクトにおける関係者の役割と工程例です。個々のプロジェクトにより異なる場合があります。BWMS製作の工程は、短縮する取り組みを進めており、より短納期でお客様にお届けすることを目指しています。
トレーニング
JFE BallastAce®をお客様が安心してご利用いただく為に、トレーニングサービスをご提供しています。お気軽にお問合せください。
- ■コミッショニング時/本船竣工時におけるガイダンス
- エンジニアが本船の実機の操作・メンテナンスの方法をマニュアルを解説しながら丁寧にご説明します。
- ■トレーニングセンター (JFEエンジニアリング横浜本社構内)
- 船員様・技術部門ご担当の方向けに、モデル機で操作・メンテナンスの方法をご説明します。
- ■訪船によるトレーニング
- 本船へエンジニアを派遣し、船員様へのトレーニングを実施します。
トレーニングセンターのご見学も承っております。
JFE BallastAce® トレーニングセンター(JFEエンジニアリング横浜本社)
カスタマーサポート
私たちは、長期にわたりお客様とJFE BallastAce®を搭載した本船をサポートする体制を継続して強化していきます。点検サービス等とトレーニングサービスは組み合わせてもご要望いただけます。
- ■点検サービス
- 本船にエンジニアを派遣して、機器・計器の点検と修理および定期整備も承ります。
- ■再コミッショニング
- バラスト処理装置を搭載後も、本船に国際条約や米国規制の適用日が訪れるまで、装置を稼動させていないケースは多くあります。
点検修理・整備後の装置稼動確認だけでなく、装置を長期間稼動させなかった場合には復旧整備に合わせて再コミッションニングを行い、適切に作動することを確認するサービスをご提供しています。